1代〜3代 | 李承晩 (り・しょうばん) | | 李承晩ラインを武力で設定し国際法に違反し、竹島を不法占拠。保導連盟事件と呼ばれる大量虐殺事件で114万人を虐殺。長男の李康石は一家心中を試みた挙句、自殺。再選の為に大規模な不正選挙を強行。死者186名を出した4・19革命で失脚し、亡命。 |
4代 | 尹譜善 (いん・ふぜん) | | クーデターで退任を余儀なくされる。緊急措置9号違反で立件され懲役3年の実刑判決。 |
5代〜9代 | 朴正煕 (ぼく・せいき) | | 民主化運動を徹底的に弾圧し拷問や政治犯の投獄等を行う。ベトナム戦争では軍の虐殺・戦争犯罪を指示。長男が麻薬服用で逮捕される。狙撃事件が発生し弾がそれて夫人に命中し死亡。直後、金載圭KCIA部長によって暗殺される。 |
10代 | 崔圭夏 (ぼく・せいき) | | 学生デモ等が収まらず、粛軍クーデターを実行。結局収まらず、死者190人超の光州虐殺を起こす。8ヶ月で退任。退任後国会侮辱罪などで刑事告発される。 |
11代〜12代 | 全斗煥 (ぜん・とかん) | | 三清教育隊を組織し約7万人に肉体的・精神的虐待を行い死者400人以上。光州事件において反乱首謀罪で死刑判決。退任自ら財団を設置し院政を狙うが、利権介入などが発覚し親族が逮捕される。子息の不正貯蓄について検察から出頭を求められる。 |
13代 | 盧泰愚 (ろ・たいぐ) | | 大統領在任中の不正蓄財(数百億にのぼる)・収賄容疑により、退任後逮捕。粛軍クーデター・光州事件の内乱罪も発覚し懲役17年の判決。 |
14代 | 金泳三 (きん・えいさん) | | 在任中に経済危機に陥りIMFの介入を招く。次男は利権介入による斡旋収賄と脱税で逮捕。 |
15代 | 金大中 (きん・だいちゅう) | | 光州事件の首謀者として死刑判決の判決(後に無期懲役に減刑)。息子3人全員を含む親族5人が金がらみの不正事件を起こし懲役刑。北朝鮮への違法送金を指示し部下が有罪。 |
16代 | 盧武鉉 (ろ・ぶげん) | | 退任後、盧武鉉の側近・兄など親族が横領や贈賄容疑で相次いで逮捕された。不正資金疑惑について、包括収賄罪の容疑で本人に事情聴取を行われた後、岩崖から投身自殺した。 |
17代 | 李明博 (り・めいはく) | | 実兄の国会議員李相得とその側近が斡旋収賄などの疑いで逮捕され政治資金法違反では実刑判決。夫人のいとこも逮捕されている。土地不正購入疑惑でも追及。2018年に横領・収賄などの容疑でソウル中央地検に逮捕される。 |
18代 | 朴槿恵 (ぼく・きんけい) | | 友人崔順実の国政介入問題により支持率が急落し弾劾裁判により大統領を罷免される。その後収賄容疑で逮捕されている。起訴事実は18件にも上る史上最悪の元大統領。 |