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 中立でない国連事務総長-潘基文-

 潘基文(はん・きぶん)は韓国出身の第8代国際連合事務総長である。
 2006年10月14日、国連事務総長に当選すし2007年1月1日から国際連合事務総長職に就いている。

 国連事務総長について簡単に説明すると、国際連合憲章の定めるところにより、事務総長は国際連合安全保障理事会の推薦を受けて国際連合総会によって任命され、国際連合憲章には任期の定めのあるものではない。ただし、慣例としては、事務総長の任期は1期につき5年で、現在までの事務総長は最長でも2期10年で全員がその職を退いている。特定の国や地域に権力が集中することを防ぐため、事務総長は安全保障理事会の常任理事国からは選出されないこと、また世界の各地域から順に大陸ごとに選出されることが慣例化している。現在国際社会に存在する国際組織の中で最も広範・一般的な権限と、普遍性を有する組織である国際連合の主要機関の一つである、国際連合事務局の代表である。

 もとより国連事務総長には複数国家の代表として、職務の高い中立性が求められる立場である。歴代の事務総長を見ても堅く守られているものである。

 しかし、この第8代国際連合事務総長である潘基文には、韓国人らしく中立性のかけらもない。これは各国が指摘している。

 中国と台湾で対立している問題に対しては、2007年9月7日、潘基文が台湾の国連加盟問題について「台湾は中華人民共和国の一部」という見解を示したことについて、日本、アメリカ、オーストラリア政府が「この見解は不適切である」と申し入れたことが明らかになっている。潘基文は、国連は「一つの中国」を承認しておらず、加盟問題は安保理の専決事項であるにもかかわらず台湾の国連加盟申請を「中国は一つ」と申請を勝手に却下した。もちろん事務総長にそのような権限は本来無く、また立場上どちらの立場にも立ってはならないことは明白であるにもかかわらずである。

 また韓国政界で良く起こる縁故採用に関しても問題になっている。元国連大使の崔英鎮を駐コートジボワール特別代表に任命するなど、国連の主要なポストに自国民を起用したことから縁故主義であるとして、潘基文に対し国際連合内部から反発が生じた。2008年の「複数の国連公式文書」によると、ニューヨークやジュネーブなどの国連事務局に勤務する「韓国人職員数が急増」して就任前に比べて25%増加していることが報告されている。これに対して潘基文は、「元々国連への財政負担の割に極端に職員数が少なかった韓国人職員の数が増えたに過ぎない」と反論しているが、この反論から見ても意図的に韓国人職員を増やしたことは明らかであり、中立性に大いに疑問を感じる行動である。
 ちなみに、「財政負担の割に極端に職員数が少なかった」と潘基文は反論していたわけだが、韓国は国連分担金の内10個国際機関分担金1100億ウォン(1億1600万USドル)を滞納しており、2007年に387億ウォン(4100万USドル)、2008年に713億ウォン(7500万USドル)を投入して滞納を皆解消する計画を示してはいたが、この発言の時点では完済していない。いわゆる口だけで逃げたのである。
 韓国政界で良く起こる縁故採用の傾向は徐々に高まっており、2007年には潘の娘婿のインド人が国際連合イラク支援ミッション (UNAMI) の官房長に抜擢され、国連職員組合は「親類縁者や友人を頼った求職」を批判する文書を2007年12月に採択する事態となっている。

 2008年7月に事務総長就任後初めて訪韓した際に、訪韓の感想を問われて、「韓国人の国連事務総長として韓国の国力伸張に貢献できるようベストを尽くす」と述べているが、これも非常に大きな問題である。国連という組織は特定の一つの国のことをやるわけではない。ましてや事務総長は韓国代表としてその職務に就いている訳ではないのだからこれは勘違いも甚だしい。こういった人間に事務総長の資格は無いと 言えるだろう。

 2007年10月24日の「国連の日」においては、毎年この日に恒例行事として国連本部で行われる事務総長主催のコンサートが開催された。加盟192カ国の大使や外交官ら約1600人が出席した。この日、潘基文の意向によって韓国のソウル・フィルハーモニー・オーケストラが公演を行い、ソウル市と韓国国連代表部がコンサートを後援した。この時点で公私混同であることは言うまでも無い。だが続きがある。
 このコンサートの場において、韓国国連代表が作成した「Welcome to KOREA」と題された、日本海を「東海」と表記した英文のパンフレットが式次第とともに配られた。事務総長が主催する国連コンサートでこうしたパンフレットを配布するのは過去に例がなく、国連側はその場で回収するなどの措置も取らなかった。韓国側は地名の表記方法などについて話し合う国連地名標準化会議で、日本海の呼称を「東海」と併記するよう求めており、加盟国大使らが多数出席するコンサートの場を利用して自らの主張の定着を狙ったものとみられる。翌日、日本の国連代表部は国連事務局と韓国国連代表部に対し、文書などで抗議を行った。中立性など一切考えていないことの表れである。

 また中立性の懐疑以外にも能力の点で疑問符が各国で指摘されている。
 アメリカのニューズウィーク誌は、韓国外相から事務総長に転じた2年半の間に大きな失敗を犯したわけではないが、核問題や難民問題にも関心を示さず、「世界中で名誉学位を収集して歩き、見事なまでに何も記憶に残らない声明を発表し、事務総長として影響力を発揮できたかもしれない貴重な機会を無駄にすることに費やしている」と評した。
 またアメリカのフォーリン・ポリシー誌においても歴代事務総長の中でも特に指導力や存在感を欠き「国連を無意味な組織にした」と酷評された。
 イギリスのエコノミスト誌からも潘の管理・調整能力不足を指摘され、自身が最重要課題に挙げた地球温暖化問題も含め大きな実績はなく、欧米諸国の支持を失っているともされた。

 国連内部査察室トップのインガブリット・アレニウス事務次長は2010年7月の退任時に潘基文事務総長に50ページにわたる報告書を提出し、その中で「国連は活動の透明性も説明義務も果たしていない」、「事務総局は腐敗しつつあり、戦略なき無責任な運営は、国連の改革をもたらさないどころか国連の弱体化を招いている」と述べ、「彼の行動は嘆かわしいだけでなく厳しく非難されるべきだ」と潘基文を真っ向から批判している。

 このような人物が国連事務総長の座に居ること自体おかしいのであるが、当の潘基文には韓国人として当たり前のことをしているという感覚しか無く、何が悪いの?とどこ吹く風だ。これも世界に恥を晒す韓国人の一端であるとしか言いようがない。






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